ロックの名曲 : ジョン・レノン「ビューティフル・ボーイ」
1980年、ジョン最後のアルバムとなった「ダブル・ファンタジー」に収録されています。
職業ハウス・ハズバンド(主夫)というのが、とてもジョンらしく、1975年に息子ショーンが、生まれるとすべての音楽活動を中止し子育てに専念、ハウス・ハズバンド(主夫)をしました。
ジョンが、音楽活動を再開したのも、5才になったショーンが、映画「イエローサブマリン」のビデオを見ていて「ダディは、本当にビートルズだったの?」と質問したのが、きっかけだったとか‥本当のところは、どうであれ「ダディ・ジョンの子守唄「ビューティフル・ボーイ」で、幼いショーンのオムツをかえ、あやし寝かせ付けていたのでしょう。
ビートルズのジョン・レノンから幼い息子を溺愛する父親となったジョンの歌うララバイ(子守唄)のなんと美しいメロディでしょう。
ジョン・レノンが生きていたら、もっと多くのジョンの新しい歌を聴けたとそう思うと、1980年12月8日に起きた凶悪な殺人事件への怨念と不条理に対する怒りは、32年経ったいまでも私の心に残っています。
(写真:日本で寛ぎ暮らしていたころのジョン・レノン)