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心の時空

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a day in my life

東京の美術館(木場) ‥ 東京都現代美術館

江東区木場公園の中にあるハコモノ美術館で、いつも現代アートと称する展覧会を開催しています。
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美しさの片鱗もない現代美術に関心はなく、行く機会もありませんでしたが、2004年の「舟越桂展」だけは秀逸な展覧会でした。
a0212807_22281668.jpg彫刻家舟越桂は、彫刻家舟越保武の子息です。
父舟越保武は、石から美しい女性像を創造し、その子舟越桂は木を彫ってシュールな人間像を創造しています。
とくに彼の創る目のリアリティには、迫力があります。
才能ある芸術家から才能ある子供が、生まれることは稀(まれ)ですが、彫刻家舟越親子は、彫刻才能のDNAが受け継がれ新しい才能を生んだ稀有な例と言えるでしょう。
2006年11月渋谷の映画館で見た映像作家藤井謙二郎監督の「≒舟越桂」は、彫刻家舟越桂が木から人物の魂を彫り出していく創作過程をリアルに撮った貴重なドキュメンタリー映画でした。
美術館に絵画や彫刻を見に行かれたら、映画やコンサートの帰りのように心から楽しめたかどうか、ご自分の感想を大切にしていただきたいと思います。
a0212807_22291263.jpg美術館では、心をフリーにして(解放して)感動したら「すばらしい」と叫び、好きな作品に出会ったら「いいなあ、スキだなあ」と感激し、つまらない絵(タブロー)の前では「つまらない」と言い、見るに堪えない彫刻(オブジェ)には「くだらない」と吐き捨て、自分の心で見ていただきたいと思います。
芸術・趣味・道楽に他人の評価や嗜好など無意味です。
自分の感受性(感動)と生理感(好き嫌い)を大切にして、日々精進されることをお薦めいたします。
(付録)
彫刻家舟越保武については、2011年7月16日「彫刻家 舟越保武」で紹介しましたので、彫刻に興味のある方はご覧いただけると光栄です。
by blues_rock | 2012-04-18 00:30 | 美術/絵画/彫刻 | Comments(0)