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心の時空

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a day in my life

ジョルジュ・ムスタキ ‥ 私の孤独(Ma Solitude)

ジョルジュ・ムスタキ(1934~78才)は、1974年の「私の孤独(Ma Solitude)」を聴いてファンになりました。
ジョルジュ・ムスタキのシャンソンもレナード・コーエンの歌ように、自分の詩をゆっくり朗読するようにメロデイにのせて歌う詩人の歌です。
ギリシャ人ながら自らを地中海人と称するコスモポリタンで、哲学者然とした風貌から醸し出されるシャンソンには、独特の雰囲気があります。
1957年エディット・ピアフと出会い、一年間くらい彼女とは恋人の間柄でした。
ムスタキは、ピアフのため多くの曲を作り、中でも作詞した「ミロールMilord」は、ビッグヒットしてシャンソンの有名な曲となり、今ではシャンソンのスタンダードとして、多くのシャンソン歌手がカバーしています。
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彼は、イブ・モンタン、ダリダなどにも曲を提供しています。
ムスタキの歌のテーマは、愛・孤独・人生・自由解放・革命など多岐に渡り、1968年パリで1千万人(労働者・学生)が、ゼネストを決行した五月革命にも参加し、それ以降のフランス社会運動にも積極的に参加しています。
彼の曲「ヒロシマHiroshima」では、原子爆弾の理不尽な悲惨さと反核を歌っています。
1973年初来日の時、ムスタキは日本を‥ヒロシマに原爆投下され、戦争に負けて自らの伝統と精神性を放棄し、勝者アメリカの価値観に従順で、同調しているだけの小さな国という印象があったようですが、来日するたびに日本人への認識も変わり、笑顔の裏にある親切を知ることで、理解を深めていき、阪神淡路大震災時のチャリティ・コンサートにも急遽参加、義援金を被災地に届けたそうです。
by blues_rock | 2012-03-10 11:32 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(0)