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心の時空

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トム・シュルツ ‥ ボストン「幻想飛行」

a0212807_154652.jpgアメリカン・ハードロック(プログレッシブ)バンド「ボストン」は、鬼才トム・シュルツ(1947~)が、独りで作詞・作曲・編曲・演奏・サウンドエンジニア・レコーディングなど音楽制作プロデュースほとんどすべてを行ったソロ・プロジェクトのロックバンドです。
1976年1stアルバム「幻想飛行」でメジャーデビュー、CBSの担当者は「現存するあらゆるロックの中で最も素晴らしい作品の一つである」と評価しました。
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a0212807_1555684.jpg事実2003年までに「幻想飛行」は、1,700万枚のセールスを記録、アメリカンロックの新しい時代を拓く歴史的作品となりました。
ハードロックながらどの曲もメロディアスでキャッチーなポップ感覚に溢れ聴いていて心地よい音楽です。
完璧主義者のショルツは、自宅に多重録音可能な音響スタジオを設け、独りスタジオに閉じこもり、まず作詞・作曲、そしてさまざまな楽器を自ら演奏して多重録音し、さらに編曲・ミキシングなども自分が納得するまで行い、完成するまで膨大な時間をかけることで有名でした。
正しく、ロックのアーティストです。a0212807_1564364.jpg
 アルバムには、「No Computers Used (コンピュータ不使用)」・「No Synthesizers Used (シンセサイザー不使用)」とクレジットされていますから、相当の鬼才ロックアーティストと言えるでしょう。
音響工学関連でも多数特許を取得しているそうですから、彼の録音スタジオは、音響工学実験スタジオなのかもしれません。
なにせ30年数年のメジャーキャリアでオリジナルアルバムが、5枚しかないという超寡作なロックミュージシャンですから、自分で納得いく完全な作品(アルバム)が、完成するには何年もの歳月を要するのでしょう。
a0212807_20620.jpg痺(しび)れを切らした所属レコード会社CBSに、契約不履行で訴えられ、長期間の法廷闘争に突入、そのため「ボストン」のライブ活動も一時中止しなければなりませんでした。
万能人間のトム・シュルツも、さすがにライブだけは、独りではムリなので、ライブの都度メンバーのオーディションを行い、ライブ用にハードロックバンド「ボストン」を結成していました。
彼の発明したギターアンプ「ロックマン」によるギターソロ(メロディ)とギターリフ(リズム)のキレのいい音に「ボストン」ロックの特徴がありました。
参考 : Boston - Don't Look Back
  
by blues_rock | 2012-03-07 02:04 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(0)