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心の時空

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ドラゴン・タトゥーの女  シネマの世界<第49話>

デヴィッド・フィンチャー監督(1962~)の最新映画「ドラゴン・タトゥーの女」を見ました。
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「ドラゴン・タトゥーの女」の主演女優ルーニー・マーラ(1985~27才)は、フィンチャー監督の前作「ソーシャル・ネットワーク」(2010)では、天才マーク・ザッカーバーグ(facebookの創設者)が、失恋する清楚で毅然としたガールフレンド役を演じていました。
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新作「ドラゴン・タトゥーの女」では、肩にドラゴンの刺青をし、顔いっぱいにピアスをした女ハッカーで情報調査人リスベットを怪演、ルーニー・マーラの大変身にビックリ仰天、フィンチャー監督の演出に全身で応えたクールな演技がすばらしく、心の傷を引きずる陰鬱な表情も彼女の魅力でした。
a0212807_22233795.jpg映画は、スウェーデンを舞台に40年前の資産家孫娘失踪事件と連続猟奇殺人事件をからませミステリアスで、サスペンスにあふれています。
映画のストーリーは、現在のスウェーデンと40年前の過去とをテンポ良く行き来しながらスピーディに展開していきますので、集中して見ていないと登場人物がダレだか分からなくなってしまいます。
フィンチャー監督の演出(こだわり)は、初監督した1992年映画「エイリアン3」の主演女優シガニー・ウィーバーに髪を切らせ、丸坊主にさせたことでも分かります。
映画「ドラゴン・タトゥーの女」は、沈鬱なトーンながらシャープな映像で、ノイズを生かした音響と併せ、期待に違(たが)わずフィンチャー監督のセンスを感じました。
先鋭的な映像センスと言えば、1995年映画「セブン」ですでに見られ、聖書の「七つの大罪」による連続猟奇殺人事件での映像表現に彼のセンスが生きていました。
映画「ドラゴン・タトゥーの女」の冒頭で流れる「移民の歌」(1970年レッド・ツェツペリン)のカヴァー曲を選んだセンスもクールでした。
by blues_rock | 2012-03-06 00:00 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)