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心の時空

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a day in my life

デュアン・オールマン ‥ フィルモア・イースト・ライブ

1971年1月ニューヨーク、フィルモア・イーストでのオールマン・ブラザーズ・バンドのライブを収録したLP2枚組レコードで、デュアン・オールマン(1947~1971没、享年24才)の天性のセンスによるスライド・ギターの演奏がすばらしいロック音楽の名盤です。
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この年10月デュアン・オールマンは、新しいアルバムの制作中オートバイ転倒事故で死亡、そして一年後ベースのベリー・オークレーも同じ場所近くで、オートバイの衝突事故で亡くなりました。
a0212807_153055.jpgデュアンが、バンドを結成したのが1969年、オリジナルメンバー6人によるバンド活動は、わずか2年余りの期間でした。
デュアン・オールマンのスライド・ギター演奏は、ロックファンを唸らせ、オールマン・ブラザーズ・バンドは、ロック音楽史にその名を残しました。
「フィルモア・イースト・ライブ」のプロデューサー、トム・ダウトは、ロック史伝説のバンド「クリーム」のミキサー&エンジニアでしたので、エリック・クラプトンとは、旧い友人でした。
トムは、エリックとデレク&ドミノスのニューアルバム「レイラ」をマイアミのスタジオでプロデュースしていた時、オールマン・ブラザーズ・バンドもマイアミで公演中でした。
トムは、エリックをオールマン・ブラザーズ・バンドのコンサートに誘いました。
a0212807_24772.jpgエリック・クラプトンは、デュアン・オールマンの個性的なスライド・ギターに驚くとともにデュアンのセンスあるスライド・ギターに惚れ込んで、制作中のニューアルバム「レイラ」(1970年LP2枚組)にぜひ参加して欲しいと要請しました。
こうして不朽の名曲「レイラ」が、誕生しました。
エリック・クラプトンの声を絞り出すようなヴォーカルに、デュアンの叫ぶようなスライド・ギターとエリックのリード・ギターの哀愁とが溶け合い‥鳥肌もので、二人の天才が、お互いを認め合ったハイテンションの演奏を聴くことができます。
エリックは、当時すでに自分と互角にギターを弾く若いデュアンの才能に惚れこみ自分のバンドに誘い一緒に活動しようとしますが、デュアンはオールマン・ブラザーズ・バンドを離れることはありませんでした。
そしてデュアンの早すぎる死、享年24才、当時薬物中毒から立ち直っていたエリックは、突然の若い友の訃報にたいへんショックを受け、その喪失感からまた薬物に依存していくようになります。
名曲「レイラ」は、デュアンとエリック二人の魂が、融合し一つとなった音楽の結晶のように思われてなりません。
by blues_rock | 2012-02-24 01:47 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(0)