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心の時空

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a day in my life

浅川マキの世界

a0212807_2151891.jpg浅川マキ(1942~2010没、享年67才)の歌「夜が明けたら」・「 かもめ」を聴いたことのない人に、浅川マキを説明するには、少し骨が折れます。
「浅川マキの世界」(1970)をとにかく一度聴いてもらうのが一番、彼女が醸し出す独特の雰囲気を感じていただけると思います。
新宿ゴールデン街のバーで、友人二人と私三人で飲みながら、浅川マキの話をしていたら、となりに陣取っていた若い男女数名のうちの一人の女性が、「ワタシ、浅川マキ知っています。」と話に入ってきたので「若いのになんで知っているの?」と質問すると「ワタシのハハが大好きで、時々聴いていますから」との回答でした。
a0212807_2171324.jpg「ハハがねえ‥ハハハハ」と友人二人と私の三人顔を見合わせ、苦笑いしてしまいました。
裏街の薄暗い酒場で、ワケありそうな女が独り、少し自堕落に退廃の匂いを漂わせながら唄う歌の雰囲気は、まさに「浅川マキの世界」です。
音楽活動について浅川マキは、「時代に合わせて呼吸をするつもりはない」という美意識を生涯貫きとおし、ライブを自己表現の場としてきました。
2010年1月、ライブのため滞在した名古屋のホテルで亡くなりました。
享年67才、また一人地球からワン&オンリーのミュージシャンが、宇宙へ旅発ちました。
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アルバム「浅川マキの世界」(蝎座ライブ構成・演出:寺山修司)
1.夜が明けたら
2.ふしあわせという名の猫
3.寂しさには名前がない
4.ちっちゃな時から
5.前科者のクリスマス
6.赤い橋
7.かもめ
8.時には母のない子のように(ゴスペル)
9.雪が降る(アダモ)
10.愛さないの愛せないの
11.十三日の金曜日のブルース
12.山河ありき

ご冥福を心より祈ります。
by blues_rock | 2012-02-21 01:02 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(0)