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心の時空

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a day in my life

ライ・クーダー ‥ ザ・スライド・エリア(1982)

ライ・クーダー(1947~)は、ギタリスト・歌手・作曲家(特に映画音楽)として活躍、多才な人だと感心します。
若い頃は、セッション・ギタリストでした。
a0212807_20173662.jpg1969年ローリング・ストーンズの「レット・イット・ブリード」にも参加、近年では1997年キューバ音楽の「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」とのセッションで彼らを世界に紹介し注目を浴びました。
マンボ・サルサのルーツを求めてキューバ旅行した時、キューバ以外ではあまり知られていない老ミュージシャンたちとのセッションが、きっかけでした。
ライ・クーダーの卓越したスライド・ギターは、アメリカ音楽のルーツであるブルース・フォーク・ジャズ・ロックンロールを渋く独特の味わいのある音楽にしました。
アメリカ音楽の次は、隣のメキシコへ、そして海を越え沖縄からハワイさらにアフリカ・キューバ‥とワールド・ミュージックの源泉(ルーツ)を求め続けました。
彼のスライド・ギターの渋さと巧さは、1982年のアルバム「ザ・スライド・エリア」に凝縮されています。
a0212807_20184326.jpg当時日本では「アクロス・ザ・ボーダー」と「ビッグ・シティ」が、テレビのCMソングとして流れ、本人も映像で出演していました。
日本版LPレコードには、この2曲がボーナストラックとなり計10曲を収録、A面5曲目に「アクロス・ザ・ボーダー」、B面5曲目に「ビッグ・シティ」が入っています。
日本でのライ・クーダー人気は、この時のスライド・ギターで渋いブルースを歌うミュージシャンのイメージで定着、これには本人、少々不満だったそうです。
a0212807_20203640.jpg他の8曲のうち2曲に尺八が、使われており地味ながらも好い雰囲気を出しています。
A面1.アイ・ニード・ア・ウーマン(ボブ・ディラン)2.ジプシー・ウーマン(カーティス・メイフィールド)3.ブルー・スェード・シューズ(カール・パーキンス)とカヴァー曲が続き、他の5曲をオリジナル曲で構成、ライ・クーダーのスライド・ギターを心行くまで堪能できる名アルバムでした。
(追記)「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」とライ・クーダーのライブ映像は、1999年ヴィム・ヴェンダース監督(1945~)により記録映画として発表されました。
by blues_rock | 2012-01-22 20:49 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(0)