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心の時空

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a day in my life

ヘレン・メリル ‥ You'd be so nice to come home to

a0212807_1204927.jpg確か1984年と記憶していますが、甲府への出張の帰り、車を運転しながら高速中央道をすっ飛ばしているとカーラジオから「♪You'd be so nice to come home to‥」と女性の吐息のようなハスキーな歌声が、耳に入りました。
ドキッとしてその歌に興奮‥ジャズであることはすぐに分りましたが、私の耳は、歌声に釘付けになり、もう運転どころではありませんでした。
高速道路なので途中止まってメモすることもできず、必死に歌を聴きながら、歌手名・曲名を何とか憶えようとしましたが、英語なので良く聞き取れませんでした。
放送局が、NHK-FMであることは、すぐ分かりましたので、曲のオンエア時間だけをしっかり頭に叩き込み、車を飛ばして一目散に職場に帰りました。
a0212807_1212311.jpg出張報告は後回し、すぐにNHK-FM局に電話で問い合わせました。
放送時間を伝え、ジャズでハスキーな女性の声で‥と、記憶にある特徴を伝えたら担当の人から、歌手名「ヘレン・メリル」、曲名「You'd be so nice to come home to」であると教えてもらいました。
そうして手に入れたのが、1954年12月N.Y録音アルバム「 Helen Merrill with Clifford Brown」の名盤で、私の大事なジャズLPレコードの一枚です。
ヘレン・メリル(1930~、ヴォーカル)・クリフォード・ブラウン(1930~1956没、享年25才、トランペット)・クインシー・ジョーンズ(1933~、編曲)の3人とも当時まだ20代前半、いやはやその才能に驚かされます。
クロアチア人であるヘレン・メリルの哀愁ある個性と大都会ニューヨークの街の雰囲気が、ハスキーな声と相俟ってセクシーな情感に溢れています。
クリフォード・ブラウンのトランペットのキレの良さとクインシー・ジョーンズの音楽センスの良さも抜群です。
他に「 What's New 」・「 Don't Explain 」など名曲が、収録されています。
a0212807_131371.jpgヘレン・メリルは、よくニューヨークの溜息と言われますが、吐息と表現したいほどヘレンのヴォーカルは、セクシーです。
ジャズなんか‥と、聴かず嫌いな人に、お薦めの一枚です。
by blues_rock | 2012-01-21 01:06 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(0)