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心の時空

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a day in my life

携帯電話考

国連によると2011年に“50億”の携帯電話が、世界に普及すると予測しています。
中国・インドの携帯電話普及が、著しいとレポートしていました。
世界人口の70%が、携帯電話を持ち歩いていることになります。
a0212807_1374550.jpgスマートフォン・アイフォンと呼ばれるインターネット機能を満載した携帯電話は‥もはや電話というより「携帯パソコン」としての役割(機能)を担うようになりました。
財布・通帳・クレジットカード・交通機関のパスの役割も携帯電話機能が行い、いずれ自動車免許証・パスポート・各種社会保険の個人認証も携帯電話機能で行う時代が、もう間もなく訪れるでしょう。
50年前大型電子計算機が、デビューし通称「コンピューター」と呼ばれ世の中で広く使われるようになりました。
超高速演算能力を競うのが、当時の最新鋭コンピューターで、高精度軍事ミサイルを飛ばし宇宙にロケットを打ち上げました。
真空管から半導体へCPU構造が進化するとコンピーターの機能は、小型軽量化と併せ、演算能力を競う時代から、ソフトウェア機能(コンテンツ)で優劣をつける時代に変位しました。
1986年にマイクロソフトが発表した“ウインドウズは、画期的なOSでした。
a0212807_1382395.jpgそして25年‥コンピューターの呼び名も「IT(情報通信)」・「AI(ロボット)」・「CG(映画)」など様々です。
機器の能力・機能は進化し、携帯者個人が情報サービスを受けるだけではなく、個人が発信する世界同時情報公開ならびに情報の相互交換も急増しました。
アラブ諸国の国民は、凶悪な独裁者に国家の富(原油などの地下資源)を収奪され独占する権力(軍事政府・王族)に自由を抑圧されていました。
「その日のパンも買えない」自分たちの不幸に気付いたアラブ諸国の国民は、普及した携帯電話で連帯し、支配者(政府)に「ノー!」というため結集、革命に決起し成功しました。
a0212807_13245298.jpg共産主義思想による社会体制(共産党の一党独裁)を国是とし情報をコントロールしようとする中国政府と知る権利(自由な情報検索)を要求する国民(中国人民)、さらに情報を自由に提供したいグーグル・ヤフー・フェースブックなどインターネット会社との冷たい戦争もいずれ時代(歴史)が、勝者を決めることでしょう。
“理念と理想”のない権力が、滅ばなかった歴史は、未だにありません。
老婆心ながら不安なのは、個人携帯番号で国民を統制・管理しようとする国家権力(支配パワー)のGPS機能を悪用した新たな個人支配です。
過去も現在もそして未来においても一番大切な価値観(パラダイム)は「個人の自由な正義と基本的人権」です。私は、その一人ひとり違う個人の価値観を尊重し保守するための道具が、携帯電話やパソコンであり政治・経済・国家のシステムであると確信しています。
(絵:パウル・クレー)
by blues_rock | 2011-12-22 21:49 | 社会/歴史/思想 | Comments(0)