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心の時空

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a day in my life

私の三歌仙

a0212807_2385022.jpg平安時代(794~1185)の初期に活躍した歌人在原業平(825~888、63才没)は、美男の誉れ高く、在原業平が亡くなった後、業平の歌やよもや話をもとに「伊勢物語(歌物語)」の主人公として歴史文学に名を残しました。
小野小町(809~901、92才没)は、日本の女性史にあって「小町」といえば美女を表すくらい絶世の美女であったと伝えられています。
a0212807_2393558.jpg在原業平より16才年上ですが、業平より13年長生きしています。
平安時代初期、同じ京の都で63年もの同じ年月を共に暮らしたイケメン美男子「在原業平」と絶世のセレブ美女「小野小町」の二人の間に何もなかったのでしょうか?
二人の詠んだ歌に登場する恋の相手(情人)は、どこのダレだったのでしょうか?
a0212807_23234678.jpgそんなことを空想しながら「歌を読む」と1100年以上も昔のことが、身近に感じられます。
二人に遅れること200年余年、平安時代の終わり、貴族公家社会から豪族武家社会に移ろう時代に、西行(1118~1190、72才没)は登場しました。
西行については、拙ブログの7月23日7月27日に書きましたので、ご面倒ながらそちらをご覧くだされば光栄です。
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在原業平
 ・世の中に  たえて桜のなかりせば  春の心は  のどけからまし
 ・月やあらぬ  春やむかしの  春ならぬ  我が身ひとつは  もとの身にして
 ・わすれては  夢かとぞ思ふ  おもひきや  雪ふみわけて  君を見むとは
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小野小町
 ・花の色は  移りにけりな  いたづらに  我が身世にふる  ながめせし間に
 ・色見えで  移ろふものは  世の中の  人の心の  花ぞありける
 ・うたた寝に  恋しき人を  見てしより  夢てふものは  たのみそめてき
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西行
 ・ねかはくは  花のしたにて  春しなん  そのきさらきの  もちつきのころ
 ・松風の  音あはれなる  山里に  さびしさ添ふる  ひぐらしの声
 ・春ごとの  花に心を  なぐさめて  六十あまりの  年を経にける
by blues_rock | 2011-12-19 00:03 | 詩/短歌/俳句/小説 | Comments(0)