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心の時空

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a day in my life

出光美術館‥日本やきもの名品選

今年の1月半ば、2年ぶりに東京に行きました。
a0212807_11444245.jpg東京に住んでいたころ、私がよく行ったのは「美術館・博物館・映画館」の三つでした。
今回、出光美術館を訪ねて、改めて私の人生に「東京の三館(美術館・博物館・映画館)」の占める位置の大きさを感じました。
そのひとつに出光美術館がありました。
昨日12月13日のブログ「東京の古陶磁美術館」の続編(付録)として出光美術館について書きたいと思います。
日本の古陶の名品を堪能したかったら、ここを訪れると時間の経つのを忘れます。
とくに、優れた古陶を生み出した全国各地の古窯(のモノハラ)から発掘された陶片の数々は、中国古窯の磁器片収集と併せて質量ともに見事なコレクションです。
a0212807_12495458.jpg美術館(帝劇ビル9階)休憩室の大きな窓から目の前に広がる江戸城跡の石垣とお堀の緑は、四季折々に美しく、無料サービスの飲み物を飲みながら東京の空と景色を眺めるのも心地よいものです。
出光美術館を訪ねた時、幸運なことに新年企画「麗しのうつわ-日本やきもの名品選」展(2011年1月9日~3月22日)が、始まったばかりで140点くらいの名品を見ることができました。
一番感激したのは、桃山時代美濃窯で焼かれた「古志野13点」‥ただうっとり、とにかくすばらしい名品でした。
桃山時代の美濃窯で焼かれた志野の器は、私の心を惹きつけます。
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この企画展は、奈良時代の猿投(さなげ)~室町時代の灰釉(かいゆう)・古瀬戸・古唐津・鍋島・古九谷・柿右衛門・野村仁清(9点)・尾形乾山(15点)など名品選と銘打ったとおり数々の逸品を見ることができました。
a0212807_12512130.jpg東京で暮らしていたころ、いつでも見に行けると甘く考えて見逃した貴重な展覧会・映画を憶い出しては、今更ながら悔しくて「覆水、盆に返らず」の格言をしみじみ噛みしめています。

出光美術館:本館(丸の内)
by blues_rock | 2011-12-14 21:09 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)