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心の時空

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a day in my life

鬱(うつ)でええやん‥あるがままに暮らそ

人間は、ダレも奇跡的な偶然から産まれ‥死ぬまでの数十年間、愛し合い憎しみ合い、喜び笑い、時に苦しみ泣きながら生きて‥やがて死期を迎えます。
これだけは、すべての人間に「絶対平等」に与えられ、一人の例外もありません。
古代の権力者・支配者は、自分の永遠の命を求めてミイラになりました。
ミイラの何体かは、後年発掘され博物館で展示されていますが、その価値は考古学的な意味があるくらいで人間の干物が、美しいはずもありません。
黄金の城をもつ王たちもまた、不老長寿を願い、ありとあらゆる努力をしましたが、生き永らえた王は一人もいませんでした。
近代でも独裁者の遺体を防腐加工し、永久保存しようとしていますが、これも愚劣でおぞましく醜悪な趣味といえるでしょう。
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人間ダレもアタマでは、自分もいずれ老いて死ぬのだと分かっていても、いま自分をとりまく現実の不安や不満、恐怖からは、逃れられずに苦しみ悩みます。
拝金(カネ)と虚栄(ミエ)が、氾濫する競争社会では、勝ち組・負け組といった薄っぺらな関係しか存在せず、正直な人ほどストレスで鬱(うつ)になるのも分かります。
いま鬱(うつ)で苦しむ人たちも、子供の頃はきっと天真爛漫で、夜になると明日が待ち遠しく、今日の出来事などすぐに忘れていたと思います。
自意識に縛られるようになり、自信を失くしたり神経が衰弱したりすると、鬱(うつ)といわれる状態になっていきます。
本来人の心には、常に喜怒哀楽の感性があり、それは変幻自在に移ろうもの、それが精神の姿ですが、故障してしまうとどうなるのか‥きっと苦しいだろうと想像します。
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鬱(うつ)病と診断された人の性格は、真面目で正直・潔癖・几帳面・完全主義などの傾向があるので、エゴイズムが蔓延し、閉塞した人間関係の中では、息もできなくなるのかもしれません。
そんな世の中に自信を失くし、自分の心を傷つけ、悶々としてベッドから起き上がれないほど神経を痛めているのでしょう。
そんな自分がイヤで、さらに自分を責め、憔悴(しょうそう)し、いよいよ身動きとれなくなるのです。
私も時に、神経が疲労し精神に穴があいてウツウツしている時もありますが、自分の気分に折り合いを付け、普段の生活をするようにしています。
そんな時は、自分に‥今日(こんにち)ただいま、正になすべきを熱心になせ、と呪文のように唱えながら「鬱(うつ)でええやん」と無ざまに不恰好(ぶかっこう)に‥あるがままに暮らしています。
by blues_rock | 2011-12-07 00:22 | 人生/愛(Love) | Comments(0)