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心の時空

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a day in my life

呉越同舟のTPP‥船、山に登る

未明に目が覚めて眠れないので、サイトニュースを見ていたら、JA全中(農協の全国組織)が、TPP反対の国会議員356人(国会議員の50%)の名前を公表とありました。
呉越同舟の「反TPP丸」に乗船していたのは、次の選挙をネタに脅された平成大政翼賛会の議員たちでした。
a0212807_5425879.jpgサイトニュスを読んでみたら、国会議員としての「国家百年の経世済民大計」の理念など微塵もなく、次の選挙対策に「TPP反対で清き一票」をゲットしたいだけのMBA国会議員(MまるでBバカAアホウな国会議員の敬称)のリストが、計らずも公表されたわけですから、主権者にとって次の選挙投票の選考基準にしたら大いに役立つことでしょう。
8月28日の拙ブログ「私が政治に求めるマニュフェスト」で提案しましたが、衆・参の国会議員722人を△322人減員し、国会議員総数400人で緊張感を高め、政治家のレベルアップ(=政治の質の向上)を図るべきでしょう。
国会のコストカットで200億円(年収+諸経費)を節約し、その見合い財源で概ね1万人の雇用創出(年収2百万円/1人)ができ、失業している国民1万人を幸せにできます。
政治(立法・行政)は、国民を幸せにする道具なのですから、道具の手入れと管理を日ごろからきちんとやっておかなければ、私たちは幸せにはなれません。
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ヤフー・ニュースを転載すると「全国農業協同組合中央会(JA全中)は25日、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に反対する請願を衆参両院議長に提出したと発表した。 両院議長への提出には国会議員の紹介が必要で、紹介議員356人の名前も併せて公表した。民主党の前農林水産相や自民党の元首相らが名を連ねた。JA全中によると、請願ではTPPは農林水産業を行う地域経済や社会の崩壊を招く恐れがあるなどとして、不参加を求めた。JA全中は、紹介議員の名前を組合員に提供し、選挙の判断材料として活用してもらう考えだ。 紹介議員は、民主党が前農水相や最高顧問ら120人。 自民党は元首相や元官房長官ら166人と最も多かった。 公明党は幹事長ら25人、共産党が委員長ら15人、社民党が党首ら10人、国民新党が代表ら4人など。」が、要旨でした。   (下写真:農協組織の本丸、大手町の新JAビル)
a0212807_54439.jpgウルグアイラウンドでは、農協グループは自民党政府から6兆円という莫大な農業予算(バラマキ補助金)を獲得しましたが、国内農業を振興し競争力を強化するどころか、日本農業の基本問題をすべて先送りし産業としての農業基盤をさらに衰退(=生産力を低下)させてしまいました。
今回のTPP反対のスローガンも農業補助金と組織防衛が、見え見えで目的化しており、溺れる者はワラをもつかむの例えどおり、かき集めた国会議員の名前を見ると形(なり)ふり構わず無節操、国家百年の「食と農」の基本理念などカケラもありません。
農協は、農家組合員が幸せになるための道具です。
道具のために日本の農業があるのではないと国民(主権者とくに納税者・消費者)は、とっくに考えています。
農協(JA)全国組織の総本山、大手町のJAビルは、まさしく伏魔殿(ふくまでん)‥全国農家組合員の協同組合である農協のビルですが、組合員に自由解放されておらず中からの手引き(セキュリティ解除)がないと自分の意思で自由にビル内各階フロアへの出入りはできません。
農家組合員に「米を自由に生産させない」減反を強制し「米を自由に売らせない」食管制度のお先棒を担いで38万hの農地を放棄したまま、国内農業を壊滅させる自由貿易TPP反対はないでしょう。
東京の高層ビルにいないで、全国に拡散していく限界集落の「山を見よ!野を見よ!」、どこに日本農業の未来がありますか?と目の前で荒廃していく農地を見て、山裾で暮らすヘソマガリな隠遁者は思います。
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拙ブログ10月15日・16日・17日三夜連続で「TPP提言(経済/生活)」に書きましたが、日本のTPP参加・不参加に関わりなくTPP加盟国はTPP共同体構想を推進していくでしょう。
日本の製造業は、TPP加盟国へ海外移転し、国内の工場は閉鎖され、やがて全国各地の至るところで失業者が溢れることになるでしょう。
失業保険の財源は底をつき、年金もパンク、国家財政は△1,000兆円の債務超過‥ギリシャやイタリア・スペイン・アメリカの債務超過の比ではなく、世界最悪の国になろうとしています。
a0212807_2232983.jpg右の図は、OECDが発表したGDP(国民総生産)比の国家債務(財政赤字)の現状です。
いずれにしても今のままでは、日本は国際社会から排除され、世界経済・国際政治・東アジア地域において、日本の国力は低下し、国家として日本の存在も衰退していくでしょう。
近い将来、確実な現実となって日本社会にズッシリと負(マイナス)のリスクとして重く圧しかかってきます。
1933年国際連盟脱退‥1940年大政翼賛会‥1945年敗戦、いつか来た道、歴史に学ばないものは、いつも同じ過ちを繰り返します。
いまならまだ間に合います。
税金を払い日本国籍を有する主権者は、1票の主権を道具として使い、もう少しマシな政治家を選びみんなで厳しく育てましょう。
by blues_rock | 2011-10-26 04:24 | 経済/政治/世界 | Comments(0)