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心の時空

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a day in my life

ママス&パパス ~ 夢のカリフォルニア

A面「夢のカリフォルニア」・B面「マンディ・マンディ」のドーナッツ盤(45回転)は、私の大切な宝物です。
1965年の「夢のカリフォルニア」(こちらは、1967年モンタレーでの貴重なライブ映像です)は、何十回‥いや何百回聴いたか分かりません。
大学一年生の夏、美術部の合宿に電蓄プレーヤーとこのレコードを持参した友人がいて、拙(つたな)い油絵を描きながら皆なで一日中聴いていたことを懐かしく思い出します。
ママス&パパスが歌う「夢のカリフォルニア」の美しいハーモニーと哀愁あるメロディに酔い痴れていました。
ママス&パパスは、ウェストコースト・ロックの特徴でもあったフォーク・ロックの先駆者であり、サンフランシスコを中心に全米に広がっていったヒッピー・カルチュア、フラワー・ムーブメントの中心にいました。
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花飾りを身につけて理想のコミューンを西海岸に求めて集まってきた全米のヒッピーたちの象徴でした。
ママス&パパスは歌っていませんが、当時の大ヒット曲「花のサンフランシスコ」もメンバーの作詞作曲した作品でした。
ベトナム反戦と愛と平和の共同生活、理想のコミューンが幻想であったことは、LSD・ハシシ・ドラッグなどに幻覚を求めたサイケデリックと呼ばれる薬物依存の風俗が現れたことで、フラワー・ピープルのコミューンも内側から崩壊していきました。
彼らもまたメンバーの中での男女関係で解散しました。
ママス&パパスで忘れてはならないのは、1967年ロック史上たいへん重要な価値をもつイベント(最初の野外ロックコンサート)「モンタレー・ポップ・フェスティバル」のプロデュースでした。
その後「クロスビー・スティルス&ナッシュ」という音楽センスに溢れたバンドの結成を応援したり、異才ジョニ・ミッチェルのデビューに貢献したりしました。
「夢のカリフォルニア」が、今でも色あせないのは、フォークロックの美しいメロディとリズムのハーモニーが、誰もの心にあるセンチメンタルなハートに共鳴するからと思います。
すばらしい歌ですので、ぜひ一度お聴きください。
by blues_rock | 2011-09-14 20:36 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(0)