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心の時空

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a day in my life

極楽浄土‥巾着田の彼岸花

子供の頃から見慣れた花、彼岸花が今年も「お彼岸(秋分の日)」を前に、里山の棚田や田んぼの畦に一斉に咲き始めました。
彼岸花は別名「曼珠沙華」と呼ばれ、古代インドのサンスクリット語マンジュシャカが語源で、天上の花を意味しています。
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日本では、古くより「彼岸」を死後の世界としたことから、縁起を担いで彼岸花を忌避してきたように思います。
ともあれ、初秋の候の陽射しを浴びて、火を噴いたような朱色の彼岸花の美しさは、魅惑的で感動いたします。
2年半前まで西武新宿線沿線の西東京市東伏見に住んでいました。
西武線をいくつか乗り継ぎ、秩父に行く途中の埼玉県日高市高麗(こま)駅で電車を降りて巾着田まで歩くと、この季節短い間ながら、ここは別世界となり、極楽浄土はかくありなんの(極楽浄土をまだ見たことはありませんが)風景を提供してくれます。
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巾着田の辺り一面が、彼岸花の海原で大地が朱色に染まります。
巾着田はその名のとおり、高麗川が巾着袋のカタチのように蛇行し、川が運んだ土が堆積した平野です。
その平野一面に彼岸花の群生があります。
私も二度、彼岸花で朱色に染まる巾着田の極楽浄土に行きました。
しかし、あまりの見物人の多さに天国を味わうには至りませんでした。
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まだ巾着田の極楽浄土に行かれたことがなく、極楽浄土に興味がある方は朝の早い時間をお薦めいたします。
さて、私の住まう博多では、この季節、博多どんたく・祇園山笠とならび博多三大祭の一つ筥崎宮の「放生会(ほうじょうや)」が行われています。
これは神仏習合の行事で、いま全国各地の神社やお寺で放生会(ほうじょうえ)が行われ博多だけ放生会(ほうじょうや)と呼ばれています。
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一つの宗教行事が、神仏習合で行われるところに、日本古来の信仰の懐の深さがあります。
人間を幸せにするための道具である宗教は、この放生会のように人々(衆生)に寛容でなければならないと私個人は無宗教・無信心ながらそう思います。
by blues_rock | 2011-09-17 08:56 | 自然/農耕/食料 | Comments(0)