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心の時空

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a day in my life

三角関係‥アメリカ×中国×日本

女一人と男二人が‥あるいは女二人と男一人が‥目の色を変えて奪い合う関係、取っ組み合いのケンカや陰険な修羅場があり、時には刃傷沙汰になる関係を「三角関係」と呼びます。
米×日=沖縄(普天間)の基地問題、中×日=尖閣列島問題、米×中=覇権(世界の二極化)問題と軍事絡みのキナクサイ臭いが相変わらず続いています。
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この場合の「三角関係」は、簡単に“敵の敵は味方”とはならずに、非常にねじれた関係になります。
日米は対中軍事同盟(日米安全保障条約)があり、日中は自国通貨(元高と円高)防衛でドル安・ユーロ安に対しお互いの功利的な利害が一致しています。
そして米中は、経済(貿易)でお互いに持ちつ持たれつの関係‥資本主義国家vs共産主義国家という国体は、20余年前なら戦争状態で犬猿の仲でしたが、今ではお互い離れられない深い関係になりました。
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アメリカは中国製品をドカドカ輸入し、中国は輸出した品代のドルをわんさか蓄え、今では世界一のお金持ち(ドル保有国)となりました。
ジャンジャン印刷され、景気対策や金融緩和の名目で、世界中にバラまかれたドル紙幣(ドルは唯一の基軸通貨)は、ドル安となり次第に価値が下落しています。
ジリッジリッと進む為替市場の元高/ドル安に、中国は保有ドルを売るに売れず(‥もし中国がドルやアメリカ国債を売りドルが暴落すれば中国は大損なので)動きがとれません。
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外需依存(海外輸出)型の日本経済も、円高/ドル安に悲鳴を上げています。
だが日本はアメリカの従属国なので、円を売ってドルを買うことはあっても、決してアメリカの許可なく日本の利益のためにドルを売ることはありません。
それでは、ダントツ世界一の国家債務(943兆円の借金)を抱える日本の通貨円を、どこの誰(国)がジャンジャン買っているのか‥日本円を買って何をしようというのか、不気味です。
いまジャンジャン円を買い貯めているのは、ドルを売っている外国人投資家(ヘッジファンド)であることは世界の常識です。
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外国人と言ってもアラブのオイルマネーなのか、EU(ユダヤ系)ヘッジファンドなのか、新興国ソブリン系ファンドなのか‥実体は良く分りません。
私は、中国資本(チャイニーズ・ソブリンファンド)ではないかと推察しています。
中国政府としてアメリカのドルは、先安感が強く危なくて安心して買えないし、ユーロはEU加盟国PIGS(ポルトガル・イタリア・アイルランド・ギリシャ・スペイン)の国家財政赤字による債権破綻(デフォルト)リスクが高いので、日本円を買いまくる算段なのでしょう。
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買い込んだ巨額の円で、デフレにもがき苦しむ日本の資産を買いまくる魂胆です。
「よっしゃ!買うたる!」と狙い定めたのが‥
1.豊かな水源のある山林を買う‥目的はきれいな飲料水源と世界で高騰する木材の確保にあります。
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2.肥沃な農地、とくに休耕田・農業放棄地を買う‥目的は世界的に逼迫する食料生産地の確保と中国の街に流入する農民の移民政策です。
友愛の民主党が掲げたマニフェスト、わが国の少子化対策として1千万人の外国人労働者を受入れ、参政権を付与し定住化を推進する政策に協力しようというわけです。
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3.最先端技術をもつ会社を買う(M&Aする)‥中国本土に近い日本は魏志倭人伝の大昔からノドから手が出るほど欲しい領土でした。
中国は軍事力に頼らずとも、国内の政治・経済・社会問題で青息吐息の日本を合法的に占領する千載一隅のチャンスを得たわけです。
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日本を「経済侵略」し、中国資本(中国系企業)所有の系列会社や農地(植民地:プランテーション)で日本人・中国移民を従業員として雇用、巨額財政赤字で苦悩する日本国に法人税・事業税・消費税など諸税を納税すれば‥資本主義国で法治国家の日本では、何んら問題はありません。(共産党一党独裁の中国ではこうはいきません。)
私の暮らす「福岡から上海の距離は、福岡から東京の距離」と同じくらいです。
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「博多から釜山までと博多から広島まで」も同じくらいの距離ですので、私たち福岡市民とっては、中国も韓国も案外と近い隣国です。
三角関係と思っていた「アメリカ×中国×日本」の悩ましい関係が、金融問題で抜き差しならぬ一蓮托生の「同じ穴のむじな」の関係になってしまいました。
by blues_rock | 2011-08-13 19:54 | 社会/歴史/思想 | Comments(0)