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心の時空

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a day in my life

金継ぎ工芸会

a0212807_2032034.jpg金の価格が、世界市場で高値を続けています。
原因は、ドル・ユーロなど世界先進国のマネーを金融市場が信用せず、マネーの価値が下落しているからです。
金は、所有していてもそれ自体利息が付くわけでもないので、原油・天然ガス・鉄鉱石など資源国の巨額資産(ソプリンファンド)を運用するヘッジマネーが、資金の逃避先として金を利用しているのも要因です。
金は、古代エジプト王朝の装飾遺品類、百済の宝飾品、豊臣秀吉の黄金の茶室などから、庶民の装身具まで王侯貴族や庶民を魅了してきましたので、きっと金には人間の感性を魅惑する普遍的な美しさがあるのでしょう。   (上・下写真 : 金継ぎ工芸会の天神教室工房)
私個人は、金の延べ棒や金塊に興味ありませんが、壊れた(あるいは欠けた)古陶を繕うために、金を使った「金継ぎ」や古陶磁の欠片(陶片)をウルシでつなぎ新しい器にした「呼び継ぎ」には、大いに興味があります。
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新しい陶磁器にはない美しさが、古陶磁器にはあります。
しかし、心を魅了する古道具のほとんどは、博物館・美術館のガラスケースの中か、個人所有の蔵の中なので、この手に持ってしみじみ弄り眺めることができません。
ならばせめて、手に入る壊れた古陶磁・古陶の欠片(かけら)があれば、気に入ったものを選んで「金継ぎ」してみたいと長年思い続けていました。    (下写真 : 本阿弥光悦 銘「雪峯」金繕い)
a0212807_2084483.jpg幸運にも福岡に「金継ぎ工芸会」があり、金継ぎの門前の小僧くらいにはなりたいと、一年半前に入会しました。
見よう見まねの手習いですが、古陶の土くれを弄りながら、古えの陶工の魂に触れられれば、それで満足です。
by blues_rock | 2011-12-26 00:23 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)