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心の時空

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a day in my life

金とお金

日本語の「金」という文字は、ユニークな字と思います。
同じ字ながら、訓読み・音読みの読み方で、まったく別の意味を持つ言葉に変わります。
金(きん)は言わずと知れたゴールドのこと・・ニューヨークの市場で金の相場は、現在史上最高値を更新しています。
アメリカの不動産バブル崩壊(サブプライムローン破綻)は、世界の金融バブル経済も崩壊させ世界同時不況に陥りました。
この不況の対症療法に、各国とも競って金融緩和を急ぎ公定金利をゼロ・ベースにまで下げました。
a0212807_22463320.gifさらに覇権国アメリカは、世界の基軸通貨であるドル紙幣をジャンジャン印刷し国内外にバラまきました。
景気回復のための消費拡大対策のひとつの方策かもしれませんが、過剰に出回り余り余ったお金(かね)は、世界的なマネーの過剰流動性を引き起こしました。
お金(かね)は、実体経済に投資されず投機筋(ヘッジファンド)に吸い取られ、過剰流動マネーは、商品市場に流れ込みました。
溢れたお金(かね)は、金(きん)の購入マネーになり、買いが買いを呼び、現在の金(きん)の高騰になっています。
お金(かね)にも、二つのカタチがあります。
ひとつは貨幣である硬貨です。
硬貨には、金貨・銀貨・銅貨・・ほかにニッケル・真鍮・アルミなどの硬貨があり、金属(メタル)でできています。a0212807_22474176.jpg太古の昔には、石や貝殻の通貨もあったようで、現在では人類の文化遺産として残っているだけです。
二つ目は、各国の中央銀行(日本銀行など)が発行する紙幣でご存知のとおり紙(ペーパー)に図柄を印刷したお金(かね)です。
しかし、この紙幣こそ毒入りジュースです。
日本の場合、日本銀行が発行する日本銀行券のこと、私たちのサイフの中にある1万円札・5千円札・2千円札(いまでは余り見かけませんが)・千円札のことです。
中央銀行といっても日本銀行は株式会社で新興市場のジャスダックに株式を上場している会社です。
筆頭株主は、日本国政府財務省(つまり国)なのでお金(かね)が足りなくなったら、政府は日本銀行に命令して造幣局の印刷機械をフル回転させ、ジャンジャン紙幣印刷すれば良いのです。
だから、金(かね)持ちも金融機関も投機筋も・・そんな紙切れより、金(きん)の延べ棒を信用しているというわけです。
信用は、お金(かね)の命、金融事業のことを信用事業と言いますが、信用されない国のお金(かね)は投げ売られ、やがて貨幣価値を失くし、紙クズ(ハイパーインフレ)となるでしょう。
by blues_rock | 2011-07-20 00:23 | 経済/政治/世界 | Comments(0)