ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

CCR 雨を見たかい

CCR(クリーデンス・クリアーウォーター・リバイバル)は、ジョン・フォガティ(1945~)の個性的なヴォーカルが、強烈な印象として残るアメリカン・ロックバンドでサザンロック(スワンプロック)の先駆けです。
1968年CCRは、アメリカ南部の泥臭い音楽(スワンプ)のカヴァー曲「スージーQ」が全米ヒット、サザンロックを歌うバンドが西海岸(サンフランシスコ)のヒッピームーブメントから登場したことで異色の存在となりました。
a0212807_22592829.jpg
そして「プラウド・メアリー」・「ダウン・オン・ザ・コーナー」・「雨を見たかい(Have you ever seen the rain)」と大ヒット曲を次々リースしました。
この「雨を見たかい」は、当時アメリカの若者の間にベトナム反戦運動が広がり、ベトナムの大地にナパーム弾が炸裂し破壊され、空に舞い上がった粉塵が雨のように降る光景を歌っています。
ロックのベトナム反戦運動は、1969年ジミ・ヘンドリックスがウッドストックでアメリカ国歌「星条旗よ永遠なれ」をギターの歪み(アーミング演奏)で表現したり、映画「地獄の黙示録」に挿入されたジム・モリソンの「ジ・エンド」など当時のロックミュージシャンたちの魂と社会変革への情熱を感じます。
a0212807_11515486.jpg
そしてCCRを追いかけるように、全米からオールマン・ブラザーズ・バンド、リトル・フィート、38スペシャル、レオン・ラッセル、デラニー&ボニーなど次々に70年代初頭に活躍するサザンロックの雄たちがロックシーンに登場しました。
a0212807_2238213.jpg
ロックの歴史に大きな名前を残したCCRですが、実質的な音楽活動は1968年~1971年の4年くらいと意外と短い期間でした。
a0212807_22385333.jpgCCRはオリジナルメンバーで7枚のアルバム(LP)をリリースしています。
6枚目のアルバム「ペンデュラム」(1970)が、ジョン・フォガティのヴォーカルをフューチュアした最後のアルバムです。
ジョンの強烈なブォーカルがCCRの個性でしたが、ジョンが目立つバンドの中に次第に軋みが始まります。
7枚目(最後)のアルバムではメンバーが、公平・平等に歌うというジョン色を抜いたものでした。
しかしジョン色のないCCRは、皮肉にも失速1972年実兄トムがバンドから脱退しあっけなく解散しました。
ジョン・フォガティ(CCR)の歌を聴くたびに、ロックは才能ある個性が創るものという当たり前のことを感じます。
by blues_rock | 2011-07-17 09:59 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(0)