心とは
人は、“頭で理解し心で動く”と言われます。
国・組織・会社などが、崩壊していく前兆は、‘面従腹背’‥上司の指示をハイハイと聞きたふりをしながらソッポを向いて、指示に従わず無視し続けるところにあります。
心が動くとは、心が何かに感動している状態のことを言います。
心は、人の体のどこにあるのでしょうか?
感動したり感激したりすると人は、胸が熱くなったり、高鳴ったり、胸が締め付けられたりします。
胸が、感動で「ドキドキ」したり高鳴りで「バクバク」したり、興奮で「ハラハラ」したり‥そうそう、恋のトキメキには、「胸がキュン」となったりします。
胸の左にある心臓の鼓動(心拍)を古くから、日本人はそう表現してきました。
心臓は、4つのパーツ(二つの心室・二つの心房)からできており、心の4つの点は心臓を表しています。
自律神経で活動している心臓を私たちの頭(意思・理性・知性)が、コントロールすることはできません。
心は、常に自由でワガママであり、利己的なものです。
胸さわぎするのも、心が何かを直感しているからでしょう。
私が、意のままにならない私の心に、いつも願うことは4つ‥和み、寛ぎ、安らいで、穏やかな心の状態です。
「和・寛・安・穏‥ワ・カン・アン・ノン」と私の心臓が鼓動してくれる時、きっと私の心も至福に満ちているでしょう。
芸術・自然・恋愛において感動する心の状態を、これ以上的確に表現した言葉は、他にありません。