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心の時空

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a day in my life

子孫に美田を残さず

「子孫に美田を残さず」(西郷隆盛)という言葉があります。
太平洋戦争以前に生まれられた高齢者の皆様方は、子供のころから貧しい暮らしに追われ、ご苦労をされて、今に至るまで働き尽くめの人生であったろうと推察します。
家族のために土地を手に入れ家を建て、ローン返済に追われながら、子供を育てて来られました。
美田(つまり資産・貯蓄)があると、仲の良かった子供たちも欲(遺産)に目がくらみ、兄弟姉妹の間で、骨肉の醜い争いを始めます。
同じ胎(はら)から生まれながら、醜く争うわが子たちの哀れな修羅場を見たくなかったら、自分の美田(資産・貯蓄)は残らず処分し得たお金は、自分の人生できれいに使い切られたらいかがでしょうか?
団塊世代や高齢者の皆様方が、倹約しないで、自分のお金を自分のために、じゃんじゃん使えば、日本経済の内需は活気に溢れ、雇用・消費の拡大は間違いないし、国の税収も大幅に増えるでしょう。
同時に自分たちが、戦後ワンサカ作った借金(財政赤字▲1,000兆円)も「借金(国債=国民の負債)の利息の支払い(年間15兆円の返済利息)のために、さらに借金を重ねる愚政はしないで済む」くらいにはなるでしょう。
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当然「国家のリストラ」も必要‥とくに「すべての議員と公務員」の定数削減です。
国民の安全保障に直接関わる消防署・警察・海上保安庁・自衛隊の公務は、別のテーブルで議論するとして、道州制により行政機構を大幅に道州政府へ移管し政治(つまり国家予算の配分)に責任をもたせ、意思決定のスピードアップを図りましょう。
道州制の導入で、まずはムダな政金の典型であるすべての議員定数(国・県・市町村など)を50%カット、公務員(国・地方)は30%カットしましょう。
その分の仕事を“民間”に任せれば、雇用と競争が生まれ、安いコストで良質な仕事(行政サービス)が、早くスムーズにできるようになるでしょう。
否定的な言葉の羅列は、つまり「やる気がない・知恵がない」だけのことです。
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民意(国民の同意)により、消費税率を上げて真っ赤っかの国家財政を向こう50年くらいでチャラにするバランスシートにしなければ、これから生まれてくる日本人、これから日本人になる外国人(帰化し日本国籍を取る外国人)が、可哀想で不憫でなりません。
ちなみに「日本国籍のない外国人」に、政治の意思決定をする選挙権(参政権)を与えるという民主党マニュフェストは、愚策で反対です。
いまのまま国難を先送りしていたら、いずれ日本という国は無くなり‥中国マネーが日本の資産を所有し、地域に住む中国系日本人が、「日本省」政府を作って、美田を占有しているかもしれません。子孫に美田を残さず_a0212807_1657354.jpg

高齢者の皆様は、「子孫に美田を残さず」自分自身の幸せのために、自分のお金をどんどん使い、現在(いま)を快適に、楽しい老後を送られるよう日本の再興と社会発展のために切にお願いいたします。
by blues_rock | 2011-09-08 21:20 | 高齢者介護(認知症) | Comments(0)
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