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心の時空

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a day in my life

高齢の画家たち

毎週火曜日の午後は、デイサービス介護施設のプログラムで恒例の絵画教室です。
大正・昭和の激動の時代を経て、齢(よわい)八十・九十の高齢者となって初めて絵を描く方も多く、自由な気持ちで「自分の絵」を描かれる方が、ほとんどです。
鉛筆・木炭・水彩・クレヨン・クレパスなどでA4サイズの画用紙に、無我夢中でゴシゴシ・サラサラ‥独り言をなにやらブツブツと言いながら、一心不乱に静物・四季の花・風景(窓から見える庭や田んぼ)などを描いたり、時にカガミを見て‥大笑い・テレ笑いしながら自画像を描いたり、と子供のように無邪気な“火曜画家たち”です。
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私も絵が好きで、子供のころから現在(いま)に至るまで国内外の美術館で泰西名画・日本画の傑作を見てきましたが、なかなかどうして‥ゴッホ・マチスのようだとは、申しませんが、高齢者の皆様方の描かれた絵に、私は素直に感動しています。
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皆様方の絵を見ていたら、人間はいつまでも伸びていく才能があるということを発見しました。
このところくたびれ果て、怠惰な暮らしに慣れグータラしていた私の心の刺激となりました。
下の絵は、今年93歳になられた女性の方の絵です。
みずみずしい感性のいい絵です。
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火曜日の絵画教室の後は、3時のお茶の時間とあわせ“みんなで合評会”を開催します。
皆様方どなたも素直に耳を傾けられます。
お名前を呼んで「いい絵が描けましたねえ」「いいなぁ、すばらしい」と褒めても「ふうん、これ私の絵!?」とか「私が描いたの?ほんと?!」と切り返され、全員でワハハハッと大笑いです。
個性ある老アーチストたちの次の絵が、楽しみです。
by blues_rock | 2011-08-30 21:04 | 高齢者介護(認知症) | Comments(0)