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心の時空

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原木シイタケ栽培

シイタケ栽培用の原木の種類は、たくさんあります。
落葉広葉樹のコナラ・クヌギ(いわゆるドングリの木)を中心に、クリ・シデ・ミズナラ・アベマキ・サクラなど日本の自然の山にある雑木がシイタケの原木になります。
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秋の紅葉(黄葉)シーズンに、樹齢15年~20年の木を伐採したら一ヶ月くらいそのまま山に放置し葉を枯らし水抜きします。
伐採した木の根元(切り株)から春になると新しく萌芽(ほうが)して再び成長しますので植林する必要はありません。
「ひこばえ」とは、切り株の根元から萌芽した新しい木のことを意味します。
また15年~20年後に伐採すれば同じように萌芽再生しますので原木資源が枯渇することはありません。
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一ヶ月過ぎたら1m(90cm~120cm)くらいに原木を玉切りし“梅の開花から桜の散る季節”の候に植菌します。
冬場山の作業は寒さ厳しく、作業がし辛いことや降雪・積雪などによる山での事故の危険が大きいことなどにより、梅の開花が始まる早春まで待って植菌作業を行います。
a0212807_12342620.jpgそして、桜の花が散り始める季節になると外気温が上がり、日によっては初夏の陽気にもなりますので高温に弱いシイタケ菌は種菌の活着率が低下します。
反対に高温に強い菌トリコデルマ菌は、シイタケ菌の最大の敵でシイタケ菌は害菌の繁殖したところでは死滅します。
そのために原木に早くシイタケ菌を活着させ成長させて榾木(ほだぎ)にします。
シイタケ菌は、セルロースを分解し栄養源にして成長します。
成長した菌糸体が集合し、キノコの卵である原基(げんき)を形成すると日中の寒暖の温度変化が15度を超える季節‥春と秋に榾木からキノコ(シイタケ)が発生します。
榾木を榾場(原木シイタケ栽培地)に伏せこみ栽培管理(水管理)をきちんと行えば、5~6年の間毎年春秋にシイタケを収穫することができます。(良かったらこちらも参考にご覧ください。)
by blues_rock | 2011-06-10 13:40 | 自然/農耕/食料 | Comments(0)