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心の時空

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a day in my life

心の時空‥どきどきさせるものが美しい

「心の時空」の新しいブログへようこそお越しくださいました。
どきどきさせるものが美しい‥私の敬愛する白洲正子さん(1910~1998)の言葉です。
白洲正子さんは、芸術・歴史への造詣深く卓越した見識で多くの書物を著されました。
古美術の世界(骨董)では、抜群の審美眼を持たれ稀代の目利きでもありました。
「どきどきさせるものだけが美しい」とは、白洲正子さんの到達された究極の審美眼であると私は思います。
音楽や絵画などの芸術においては、知識ではなく自らの心が感動したものこそ自分にとって一番大切な作品なのです。
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偉大な芸術家の魂(心)は、作品・楽譜・文字に宿り時空を超えて感動する人の魂(心)に甦(よみがえ)りどきどきと感応(あるいは官能)させてくれます。
子供の頃より音楽や絵が好きで、この歳になるまでいろいろな音楽を聴き、たくさんの絵を見てきました。
勝手気ままに聴いてきた音楽、見てきた絵ばかりなので自分の部屋にあるLP・CDや画集・絵はがき類も他人(ひと)が見たらきっと相当片寄っていると思われるでしょう。
自分が、すばらしいと感じる音楽だけを聴き、どきどきする絵画だけを見てきました。
a0212807_1118259.jpgその感動の記憶が、心にたくさん蓄積されています。
私には、音符の類は解りませんし、楽器は何一つできません。
自分を感動させるような絵を私は、描けません。
自分の耳と目が、喉の渇きのように天才たちを追い求めます。
天賦の才能には、ダレも聴いたことのない音(メロディやハーモニー)が聴こえたり、見たことのない絵(色や形)が見えるのでしょうか?
人は、皆好きなことには集中でき夢中にもなれ、夢中になれば目指した芸術への意思を持続するし、自らの表現技術を高める努力もします。
しかし、多くの音楽家や画家に、日々研鑽の持続や努力はできても、その道に秀でたセンスや資質がなければ、名曲・名作は創れるはずもありません。
古今東西の優れた名曲や絵画の多くは、その時代の有名無名を問わず天才たちにより生まれてきました。
音楽や絵画が、好きな自分は黙々と受け取るばかり、各時代の芸術の官能を享受し至福に浸っています。
時代を越えて人の心の中に残る楽曲や絵画はほんのわずかです。
どの時代でも当時流行った作品のほとんどが、消え忘れられていきます。
感動を創る才能のない芸術家は、歳月という時間から残酷な扱いをされるものだつくづく思います。
by blues_rock | 2011-06-04 23:31 | 時空序章(Preface) | Comments(0)