心の時空

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a day in my life

現在、博多で公開中の映画「モネ・ゲーム」(原題:Gambit‥仕掛け、先手)を見ました。
新作「モネ・ゲーム」は、1967年映画「泥棒貴族」(原題:Gambit)のリメイクながら、映画リメイクのためにジョエル&イーサン・コーエン兄弟が、脚本を担当しています。
「さすが、コーエン兄弟!」と唸るくらい映画の筋立てとストーリーの展開さらに最後の顛末(どんでん返し)といい、実に脚本(シナリオ)のすばらしい映画です。
マイケル・ホフマン監督(1956~)の映画を見るのは、この「モネ・ゲーム」が、初めてながら、私は、コーエン兄弟の脚本を丁寧に撮ったな‥と言った印象をうけました。
映画は、コリン・ファース(1960~)とキャメロン・ディアス(1972~)演じる二人のサギ師凸凹コンビが、アラン・リックマン(1946~)の演じるイギリスの絵画コレクター(メデイア王の大富豪)に印象派の巨匠モネのニセモノ名画をあの手この手で売りつけようとするコメディ映画です。(予告編はこちら
イギリス人2人の名優とアメリカ人女優が、サギ師とカモの役を肩のカチラを抜いてコミカルに演じ、時々プッと吹き出すシーンも交え最後のオチ(どんでん返し)まで楽しめる面白いコメディ映画でした。
コリン・ファースは、「真珠の耳飾りの少女」(2003)のフェルメール、「英国王のスピーチ」(2010)のジョージ6世(アカデミー賞主演男優賞受賞)、「裏切りのサーカス」(2011)のスパイと、どの役でも名優ぶりを発揮していますが、「モネ・ゲーム」で見せたコミカルな演技は、彼の俳優としての新境地といえるでしょう。
傲慢で猜疑心が強い美術コレクターを演じるアラン・リックマン(1946~)は、「ダイハード」での冷酷な強盗団のボスを演じたときの印象が、私に強く残り、コメディ映画に出演している彼の顔を見ているとそのギャップについ笑ってしまいます。
ニセモノ・モネの名画を所有するテキサス女性を演じるキャメロン・ディアスは、やはりコミカルなコメディ映画が、良く似合う女優と改めて思いました。


# by blues_rock | 2013-05-21 00:32 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
1950年代初頭、西海岸の中心都市ロスアンゼルス(L.A.)は、朝鮮戦争も終わり(休戦となり)経済繁栄に湧いていました。
当時のロスアンゼルスには、アメリカ各地からその繁栄にあやかるため一攫千金を夢見て大勢の人が、移住してきました。
同時に繁栄の裏に必ず蠢(うごめ)く街の闇を支配するギャングたち、賭博・売春・麻薬・汚職などのブラック・マネーを狙うマフィア組織犯罪も激増しました。
ロスアンゼルス市警(LAPD)は、多発する凶悪犯罪を取り締まるため、市警本部長直属の組織犯罪特別捜査班「ハット・スクワッド」を組織しました。
彼らは、命を厭(いと)わず名も惜しまない男たちで、犯罪組織からの買収を断固拒否し、汚職に無縁な彼らなので政治的な圧力にも一切屈せず、犯罪の疑惑がある場合は、強引な違法捜査すら平然と行ないました。
この伝説の組織犯罪特別捜査班「ハット・スクワッド」をモデルにした映画やテレビドラマが、数多く製作されました。
その中で、私がお薦めする映画は、1997年の「L.A.コンフィデンシャル」、今年(2013年5月)日本公開の「 L.A.ギャングストーリー」、1996年の「狼たちの街」の3本です。
3本とも「ハット・スクワッド」料理(犯罪映画)ながら、シェフ(監督)によって味が、まったく違います。
この手の料理を美味しくために不可欠なスパイス‥クライム・バイオレンス・アクション・サスペンス・ミステリー・サイコティックの塩梅が、シェフの腕の見せどころなので、隠し味(キャスティング)も含め、シェフ三者三様の美味しい料理(映画)になっています。
「L.A.コンフィデンシャル」のスパイスは、クライム・サスペンス・ミステリー・バイオレンス、「 L.A.ギャングストーリー」の味付けは、クライム・バイオレンス・サスペンス、「狼たちの街」は、さしずめクライム・ミステリー・サスペンス・バイオレンスの効いた料理(映画)です。
映画「狼たちの街:原題、マルホランド・フォールズ(縁切りの谷)」が、他の2本と違うのは、ギャング抗争を捜査していた「ハット・スクワッド」が、いつの間にかアメリカ軍の陰謀に巻き込まれて行くミステリアスな映画になっているからです。
リー・タマホリ監督(1950~、ニュージーランド出身)の不思議な雰囲気をもった演出も楽しみどころです。
捜査班のリーダーであるマックス・フーバー(ニック・ノルティ、1941~)に、若い女の無残な死体発見の報せが入り、駆けつけると女は、彼の元愛人でした。
そして、彼のもとに1本のフィルムが、届きました。
フィルムには、アメリカ軍基地の施設と、情事を楽しむ元愛人の姿が、隠し撮りされていました。
フーバーは、このフィルムを自分に送ってきた男性に接触、元愛人の死にアメリカ軍が、深く関与していることを知りました。
主演のニック・ノルティが、演じる捜査班リーダーフーバーの激しい感情と哀感溢れる表情の明暗も見どころです。
出演者は、個性的な俳優ぞろいで、とくに元愛人の情事の相手である将軍役のジョン・マルコヴィッチ(1953~)とニック・ノルティの絡みは、見応えがあります。
 (付録)
ジョン・マルコヴィッチは、特異な俳優で、私の見た映画、「二十日鼠と人間」(1992)、「ザ・シークレット・サービス」(1993)、「狼たちの街」(1996)、「コン・エアー」(1997)、「ジャンヌ・ダルク」(1999)、「チェンジリング」(2008)など、難しい心理描写や精神的な異常を強調したどの役でもリアリティ溢れる演技を見せてくれます。

# by blues_rock | 2013-05-20 00:21 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
私の好きな陶磁器は、「古志野」・「古唐津」・「初期伊万里」です、
400年前に、この三古窯から焼成された陶器の美しさは、格別で、私の心を惑わします。
古志野・古唐津・初期伊万里の無傷のもの(完品)は、博物館・美術館・数寄者などのもとに所蔵され、わが手で弄りながら鑑賞することなど叶いません。
極めて貴重で高価格で取引されますが、市場に出回ることは、ほとんどない(古美術商談)のだそうです。
私に叶うのは、物原(ものはら)から発掘された古陶の欠片(かけら)から色・形など金継ぎする条件に合致する陶片を選び‘呼び継ぎ’という手法で繕い、古陶欠片(かけら)に新しい命を与え、わが物にして愛でることが、私に残された最後の手段です。
上写真の初期伊万里の皿は、窯で焼成中に火勢で飛んだ微細な薪片や灰が付着したり変形したもので、当時の陶工が、商品にならないと物原(ものはら)に棄てたものと推察します。
一年前、3枚手に入れた初期伊万里のうち2枚で、‘金’と‘青金’で金継ぎしようと思っています。
この工程は、拙ブログで暫時、紹介したいと思います。
初期伊万里(こちら)は、古伊万里よりも古く、1610年の誕生からわずか27年で古伊万里に集約され、さらに藩窯としての有田、御用窯としての鍋島となり、焼成技術を飛躍的に発展させ、極めて完成度の高い磁器を生産しました。

# by blues_rock | 2013-05-19 00:06 | 古陶磁/金継ぎ | Comments(0)
麦の穂も黄金色に色づき、刈り入れを待つ筑後平野の中に‘緑の異空間’があります。
186年前、江戸時代に建てられた庄屋の旧い家屋(深堀邸)跡です。
母屋とまわりの建物が改築され、天然温泉旅館「ふかほり邸」として5年前にオープンしました。
4千坪の敷地に400種の木々が茂り、邸内には、果樹園や自然野菜農場もあります。
初夏の太陽が、新緑の森を照らし、風に揺れる木漏れ日が、キラキラと土の上で踊ります。
庭の木陰で‘新緑浴’をしていると皐月の清々しい風が、全身を包んで吹き抜けていきます。
聴こえてくるのは、梢(こずえ)でさえずる鳥の声と静かな風の音だけ‥安らぎのひと時です。
私が、古里で見つけた‘緑の隠れ家 ふかほり邸’です。
# by blues_rock | 2013-05-18 00:30 | 柏原風景(生活) | Comments(0)
楽器が弾けず音譜も読めない私は、ビートルズ音楽のすばらしさを人に伝える場合、熱く語るか、感動を文字で表すかのどちらかしかありません。
あとは、実際にビートルズの音楽を聴いてもらうだけでした。
ミュージシャン坂崎幸之助(右写真)は、ギターの名人でどんな曲も弾け、ほとんどの曲を暗譜しているのではないかと感心します。
その坂崎幸之助が、ビートルズ音楽のすばらしさについてギターを弾きながら、ビートルズの音楽のどこが、すばらしいのか、具体的に例をあげて専門的に解説している動画を発見しましたのでご紹介します。
「坂崎幸之助のビートルズサウンド解説」(こちら 4分46秒)と「坂崎幸之助のビートルズ‘リボルバー’解説」(こちら 6分01秒)の二つです。
ビートルズ音楽で忘れてはならないのが、サウンド・エンジニアのジェフ・エメリック(1946~)です。
ジェフ・エメリックは、ビートルズが演奏する名曲の録音や前衛的な音作り、音楽性を高める革新的な録音技術で、ビートルズ音楽に貢献しました。
ジェフ・エメリックは、「リボルバー」(1966)・「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」(1967)・「ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)」(1968)・「アビイ・ロード」(1969)のレコーディングで、収録する曲ごとにエンジニアリング手法を変えていきました。
坂崎幸之助のビートルズ解説で、そのことが良く理解できます。

# by blues_rock | 2013-05-17 00:22 | ビートルズ(Beatles) | Comments(0)
これは、私の働く高齢者在宅介護事業所の代表が、今月のニュース(5月号)に書いたコラムです。
筆者(代表)は、公的な高齢者介護の‘か’の字もまだ、世の中になかった30数年前から、真夏の暑い夜も、暴風雨でも、真冬の凍てつくような早朝にも身体介護の必要な高齢者(お年寄り)の自宅を一軒一軒訪問し、毎日夜遅くから翌朝未明にかけて身のまわりの世話を実践してきた方です。
厚生労働省の官僚のように空調の効いた部屋でのデスクワークや紙の山を積み上げた会議室で、高齢者介護についての机上の空論に時間を浪費していた人ではありません。
まず、筆者の許しを得て、コラムをそのまま転載いたします。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
元気なお年寄りよ 立ち上がれ!
厚生労働省は、今月、介護保険制度の中で「要支援」という区分の高齢者を介護保険サービスから切り離す(切り捨てる)ことを検討すると発表しました。
介護保険の費用の膨張を抑えるのが狙いだそうです。 
「要支援」とは、平成18年高齢者の「尊厳の保持」と「自立支援」を目的に制度が、見直され新設されたもので、要介護度の判定が要介護1~5までだったのを、要介護1の前に「要支援」1と2という段階が追加されたのです。
介護予防の観点からの改定でした。 
介護保険は回転の速い数々の国の施策ですが、今回の「要支援」切り捨て見直しには、呆れてしまいました。理由が、“効果が上がってない”ということなのだそうです。
本当にそうでしょうか?
これは、日頃から自分に出来ることは、出来る限り自分でやろうと気丈に頑張っているお年寄りの気持ちを踏みにじるものです。 
甘えることは、たやすく、人生は、自己責任とはいえ、簡単に要介護状態になります。
介護保険料をちゃんと納めながら必死に自立して暮らすお年寄りに、“予防介護サービスは役に立たなかった” “自立支援に繋がっていない”ということは、介護予防を創設した当初の理念や目標が、挫折したということでしょうか? 
自ら努力する者を応援しない介護保険制度は、逆に医療費、介護保険費用の増大につながると思います。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
高齢者介護では、門前の小僧の私ながら、このコラムの内容を少し数字をあげて補足したいと思います。
現在「要支援1・2」の介護保険認定高齢者は、介護保険適用者全体の27%、150万人くらいです。
介護保険から支払われる介護費用は、年間4千億円、介護保険費用の総額が、7.8兆円なので全体の5%を占めます。
団塊の世代(昭和22年~24年生まれの世代)が、75才になる2025年に介護費用の総額は、21兆円になると見込まれています。
厚生労働省が、目論む「要支援1・2」の高齢者介護費用4千億円、全体介護費用の5%をカットすることです。
本格的な介護の必要のない予防介護「要支援」の高齢者27%を週1~2回程度の通所介護サービスをカットして、自宅に閉じ込めると、認知症が進行、引きこもることで下肢筋力も衰え、あっと言う間に介護度の高い「要介護」状態へ追いやります。
このことは、介護保険費用増大、家族の介護負担、精神的苦悩を増やすだけで何のメリットもありません。
予防介護「要支援」適用の高齢者は、何らかの病気を抱えていますから、自立歩行ができることもあり、通所介護サービスをカットすれば、病院通いになり、病院内は、高齢者で溢れ、一般外来の患者の診察に悪影響(窓口の混雑と長い待ち時間)を及ぼします。
さらに、健康保険からの医療費支出が、増えるだけで、何の解決にもなりません。
国(厚生労働省の官僚)の浅知恵と安直な発想は、在ろうことか地域のボランティアをアテにし、さらに只でさえ職員のいない市町村の介護保険課に、一番苦労の多い現場仕事を押し付けるなど愚の骨頂で、傲慢の極みと言えるでしょう。
付録:写真は、九州ロマンチック街道(こちら)の‘棚田’からお借りしました。
棚田の写真は、九州ロマンチック街道に掲載されている写真が、一番美しいと思います。
# by blues_rock | 2013-05-16 00:01 | 高齢者介護(認知症) | Comments(1)
木版画「笛吹く少女」(こちら)のあとに彫った木版画「少年と鳩」です。
無我夢中で彫り、小さな木版画が、一つできあがるとそれだけで幸せでした。
# by blues_rock | 2013-05-15 00:03 | 序(Preface) | Comments(0)
阪神淡路大地震でほとんどの食器類が、食器棚から落ちて割れてしまいました。
金継ぎを始めるキッカケの一つに、あれほどの激しい地震に耐えて残ったいくつかの愛着ある食器のワレ・カケ
を修理したいという思いがありました。
この古伊万里の皿も左10時方向が、少しカケていましたので金継ぎし、食器として使用しています。
# by blues_rock | 2013-05-14 00:44 | 古陶磁/金継ぎ | Comments(0)
真っ二つに割れた呉須赤絵皿(中国明時代)を繋ぎ、丁寧に金継ぎを施してあります。
呉須赤絵は、明時代末に福建の地方窯で日本向けに生産されました。
呉須手赤の奔放な絵付けに趣きがあり、とくに万暦赤絵は、日本の茶人たちに愛されました。
# by blues_rock | 2013-05-13 00:11 | 古陶磁/金継ぎ | Comments(0)
19世紀半ばまで自由と博愛を国是とする民主主義国家のアメリカに、国家公認の‘奴隷制度’が、ありました。
当時アメリカ国内には、300万人余の黒人奴隷がおり、人身売買されていました。
とくに、アメリカ南部の大農場主は、農業生産の労役に、富裕層の家庭では、家事労働のために黒人奴隷を酷使していました。
第16代大統領エイブラハム・リンカーン(1809~1865)と言えば、「アメリカ合衆国憲法修正第13条による‘奴隷解放’宣言」と「人民の人民による人民のための政治を地上から絶滅させない」のゲティスバーグ演説(1863年11月)が、あまりに有名で、それを以って政治家の理想として崇められています。
さて、映画「リンカーン」は、リンカーン大統領が、南北戦争さ中の1865年、アメリカ合衆国の和平と自分の理念のために、政治力を駆使しながら‘奴隷制度廃止’法案である「アメリカ合衆国憲法修正第13条」(参考:下に実物写真とその条文の日本語訳を紹介)をアメリカ議会下院で可決させ、さらに南北戦争を終らせたあと、ワシントンDCの劇場内で南部過激派のテロにより暗殺されるまでの数カ月を描いています。
それは、まさにアメリカ国家分裂の危機下にあった内戦‘南北戦争’を終結させたわずか5日後のことでした。
監督は、巨匠スティーブン・スピルバーグ(1946~)、主演は、名優ダニエル・デイ=ルイス(1957~)で、この映画でアカデミー賞史上初となる3度目の‘主演男優賞’を受賞しました。
因(ちな)みに、ダニエル・デイ=ルイスが、過去にアカデミー賞主演男優賞を受賞した作品は、「マイ・レフトフット」(1989) と「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2007)で、ともに見応えのある名演技を披露しています。
「リンカーン」も入魂の演技で‘名優の名演技’を見たい方にお薦めの映画です。
共演者では、個性的な名優トミー・リー・ジョーンズ(1946~最下段写真)が、存在感を示し、リンカーン大統領を陰で支える強かな老下院議員の役で、アクの強い演技を披露、下院で憲法修正第13条の法案が、難産の末成立すると法案の原本を議長から借りて自宅に持ち帰ります。
そのオチは、ぜひ映画をご覧いただきニヤリとしてください。
リンカーン大統領の奴隷解放とそれをめぐるアメリカ南北戦争の史実を描いた映画なのでぜひ映画館で楽しんでいただきたいと思います。
第1節 奴隷制もしくは自発的でない隷属は、アメリカ合衆国内およびその法が及ぶ如何なる場所でも、存在してはならない。ただし犯罪者であって関連する者が正当と認めた場合の罰とする時を除く。
第2節 議会はこの修正条項を適切な法律によって実行させる権限を有する。
余談ながら、ミシシッピ州議会が、この憲法修正第13条を批准したのは、なんと130年後の1995年でした。
黒人の奴隷解放には、熱心なリンカーン大統領でしたが、アメリカ中西部を移動しながら狩猟生活を続けていた先住民のインディアン民族に対しては、保留地での生活を強制、反対する部族は、徹底して排除し大量虐殺する政策を実行しました。
つまり、アフリカから奴隷商人によってアメリカに連れて来られた300万人余の黒人奴隷は、北部の新興工業地域の資本家にとっても、南部の大規模農業地域の地主にとっても、最も手っ取り早い“安価な労働資源”で、その労働資源の争奪戦こそが、南北戦争でした。
リンカーンは、アメリカ北部23州の工業地域を地盤とする共和党の党首で、自由貿易主義の大統領、一方アメリカ南部11州の農業地域地主の利益を擁護する民主党は、黒人奴隷を安価な労働資源として確保しておきたい
奴隷制度存続の保護主義で、その価値観が激突、南部諸州連合の独立を阻止するための戦争が、アメリカの南北戦争でした。
# by blues_rock | 2013-05-12 00:35 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
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